蜘蛛の巣にかかった蝶のようで


「…なに…これ…」

そこには明らかに私と思われる女と20歳前半くらいのチャラチャラした男が腕を組んでホテル街を歩いてる写真。

画像の女は確かに私…。

でも出来事に覚えは全くない。

頭が真っ白だ。

「紅葉…お前がこんなに汚い女だなんで信じたくねぇよ。」

幸也の歪んだ顔。

「違うよ!私はこんなことしない!
きっと誰かのイタズラ…」

「そんなわけねぇだろ。じゃあこの写真はどう説明すんだよ。」

「だから…ほんとに私知らないよ…」

「悲しいな…。信じてたのに。」

幸也の目には涙が浮かんでいた。

「幸也…っ。」

抱きつこうとした時。