「葵。昼休みになったし屋上に行って連君と話してくるね!!」



わたしが言うと葵は



「健闘を祈る」



と敬礼をして言った。



屋上に着くと蓮君がこっちへ来いというように手招きをした。



わたしは蓮君の隣に座って言った。



「蓮君。話って何?」



蓮君は真剣な顔をして言った



「お前。過去に何かあっただろ。お前が笑えない理由もそれが原因なんじゃないか?」