「わたしに出来ることなんて 応援くらいしかないけど・・・・ それでも・・・それでも、 わたし・・・ずっと・・・・ベンチで応援してるから! 大丈夫だから!!」 わたしも、あせって大丈夫としかいえない。 「ありがと。オレ頑張るから・・・・ お前甲子園連れてくから・・・・」 夕日に染まった亮ちゃんの横顔は しっかりと前を見つめていて・・・・ 夢に向かってもう歩き出していた―