桜が舞い散る4月・・・・ 私と亮ちゃんは 今年で3回目の春を迎えた 「りょ−ぉちゃ−んっっ!!」 ―ドンッ うしろから 亮ちゃんの背中をおす 「ってぇ・・・・彩かぁ・・・・ びっくりさせんなよ」 亮ちゃんはわざと 痛そうな素振りをする。 ―不器用で、鈍くて、鈍感で・・・・・ でもね、私は亮ちゃんの そんなことろが好きだよ