「はい。」







「ありがと。」







律は冷たいジュースを買ってきてくれた。






「あの、話って。」






「俺らの約束の話。」






「約束…」







「俺らは5年前、13歳の頃、約束をして離れたんだ。」







その約束は、






離れても忘れないから。
次会ったら一生大切にする証拠の指輪を渡すから。


結婚しようね。






って。