幼馴染みは一番辛い。

柑菜-7歳
律-7歳
京弥-4歳
結依-4歳





「柑菜ちゃん!川に行こうよ!」









「川?パパたちいないと危ないよ〜?」








「大丈夫だって!行こいこ!」








「え、でも…」









「じゃあお兄ちゃんたちも連れてこ!」









そう言って結依ちゃんはゲームをしてる京弥と律を無理矢理連れていったんだけど…。









「あ、結依ちゃんそっちは流れが急だから危ないよ。」








「大丈夫だもん!」









「結依ちゃんってば!」









-ドボン!-








「結依ちゃん!!!」








「どうした?!」








「どうしよう!結依ちゃんが!結依ちゃんが!」









「そう言って自分の方が体小さいのに川に入って助けようとしたんだっけなー、柑菜。」








「その節はごめんなさい。」








「もう無我夢中だったの。京弥唖然としたまま立ち尽くしてるし、律は私のこと止めるばっかで結依ちゃん助けに行かないんだもん。」









そんな結依ちゃんは今はすごく成長して、私よりもはるかに背が高いし、
頼りになる。








「結依ちゃん、すごく可愛くなったもん。」








「そんなことないよー。」







「結依が可愛いなんて柑菜どうかしてるぞ。」






「そんなことないよ。可愛いよ?」







「じゃ、次は俺なー。」