幼馴染みは一番辛い。

「ねーねー、柑菜ちゃん。柑菜ちゃんは彼氏とかいないの?」








「えー?いないよー?」








「柑菜ちゃん小さいし女の子っぽいからモテそうなのに?」







「そんなことないよ?ホントに好きな人には相手にされないものだし。」







「なにそれ、意味深ー!」








そして、お風呂から上がってリビングに行くと律と京弥がゲームをしていた。







「あ、柑菜と結依上がってきた!柑菜!一緒にやろうぜ!結依も!」







「えー?京弥弱いじゃん。律ごめんね?付き合わせて。」







「いいよ。柑菜ゲームとかしてんの?」








「うん、たまに京弥に付き合ってやったりしてるよ。」








「へー。意外。」







「柑菜やろーぜ!」







「もー、仕方ないな。」








そして、2時間くらいゲームをしてたら結依ちゃんが眠そうにした。







「あ、ごめんね、結依ちゃん。じゃあわたし達そろそろ寝るから。京弥たちも早くお風呂入ってねなよ?」







「ほーい。おやすみー。」







「柑菜。」







「ん?」











「暖かくして寝ろよ?」







「? うん。おやすみ。」








変な律。
久々にお泊りしたから心配になったのかな?





「結依ちゃん大丈夫?」







「……柑菜ちゃん。話聞いてくれる?」