その後、私はナースコールを押した





病室かは出され、心の診断が終わるまでは外で待っていた




少ししてお医者様が病室から出て来て




医「お話したいことがあります」




とそう言われ、別室に案内された










医「大変申し上げにくいのですが、彼はもう助かりません。
今ここで目覚めたというのは奇跡と言っても過言ではありません。


少しでも彼が長生き出来るよう、私共は彼を専門の治療室に移そうと考えております。

彼にもそのことは伝えてあります。



彼に伝えた時、彼は




‘‘少しの間でいいから、凛との時間を下さい”

そう言ってきた。

それは彼にとっての最後の望みであると我々は判断しました。」





重ぐるしい空気









凛「心が…彼がそう願うなら、私は構いません。」



私の思い



心には少しでも長く生きてほしい







私のその言葉を聞いたお医者様は少し口角をあげて、また、心の病室に入って行った






このことを心に伝えるんだろうな…