数分後、昴が元の姿に戻ったちょうどに全員が集まった
凛「今から話すことはー業ーが今までしてきたこと全部だ。
ここからは大人の領域、言っちゃマズイことだってある。それを聞く覚悟のあるやつだけがここに残れ。」
私がそう言っても、誰一人としてこの部屋を出て行こうとする奴はいなかった
凛「じゃあ話すよ、そこのスクリーンに映すから見えるとこに来て」
指示を出しながら、パソコンを操作する
凛「これは日本を含めた全世界のここ半年の間に行方不明になった人達のリスト。
そして先日、ー業ーにうちのものが襲われたよね?
その時、私が片付けた数人の頬をつついたんだけど、それは人肌じゃなかった。
彼らはマスクを被らされていたんだ。」
全員の視線がパソコンに集まる
皆気づいたんだね
凛「そう。そのマスクを被らされていた人達は皆、このリストに乗っている人達。
つまりー業ーは、世界各国から何人かの人を連れさらって仲間にしていた。
もちろんそれは人身売買に部類される。」

