カランカラン




「おはようございます。凛さん!!」




私はいつものように溜まり場に行く





私達ー焰ーの溜まり場は、喫茶店



倉庫とかじゃ、他の族に狙われやすいからね



「おはよ。」




「おっ、凛
やっと来たか」



カウンターでコーヒーを飲んでいるこの男



ー焰ーの副総長で名前は

葛城心(かつらぎ しん)



私が好きな人






「やっと、って
まだ朝の9時だよ?私が来るのに早いくらいだよ」




「でも皆来てる」




ガチャ


と奥の扉が開く音がして、数人の男達が出てきた





「おせーよ、凛」



「おはよう、凛ちゃん」