だから君を失った。

「フン、やっと認めたか。それでた。動機は 何なんだ?動機は?」


「それは―…」


「ご遺族にどう説明するつもりだ!」


動機『血に飢えていたから』。

そんな事、許されるわけがない。


それに、僕がヴァンパイアだなんて言っても、刑事さんをはじめ、週刊誌やマスコミや世間は信じてくれるのだろうか。それに、彼女のご遺族だって…



「まぁ動機が何にせよ、恐らく おまえは死刑になるだろうな。おまえのやった事は許されない」


そして それ以上に、僕の身体は死ねない体質




不老不死だなんて・・・。





end