教室の隅っこにて。

私はそれを読んで泣いた。

涙と旧校舎の磨り硝子が黎花の青白くなった頬を虹色に見せた。

教室に戻らないといけない。

黎花が死んでも世界は回り続ける。

そう思うと寂しくなった。

空は気味が悪いくらいに青かった。

Fin.