「目を覚ましたか。」
あたしの目の前にいたのは、
同じクラスの加野 雅くん。
「加野くん!!!あたし!!!」
待って、加野くんどうして。
あたし、女の人に教室で、追いかけられて確か倒れて…。
「俺が教室にいったら、お前が倒れていた。」
え?
「おおお、女の人いなかった??
地面を、這っていた!!!」
「なにそれ。いなかったんだけど。
お前が倒れていたから。俺が今
起こしただけだ。誰もここには来ていない。」
嘘…。
さっきのは夢だったの?
「てかお前なんで、ここにいて倒れていた?」
「えっと、忘れ物を取りに来て、この宿題をとって帰ろうとしたら、ドアが開かなくなって、後ろを見たら女の人がいて、追いかけられていて、気付いたら倒れてた。」
嘘じゃない。確かに見たもん。

