※8月下旬に下書きしていたものです。


お盆も終わり、8月も下旬、
夏も終わりますね。


小学生、中学生のお子さんのいる
お母さんは、


「もうすぐ学校始まって給食~!
お昼ご飯の支度しなくて済む~!」

と、ほっとしてるかもしれませんね。



さてさて、今回の俳句教室のお題は
「星」です。


「星かぁ、ロマンチック~」

と思いながら、ですが、
私が作ったのは、こちら。



慰めし 白虎の魂 夏の星
季語…夏の星(夏)




最近、私、少々歴史物に
はまっていて、


先日、某TV番組の
幕末会津藩の
「白虎隊(びゃっこたい)」

の特集を見ていました。




「白虎隊(びゃっこたい)」は、
16歳から17歳頃の若き
男子たちで編成された、
会津藩の部隊。


新政府軍と戦う彼らは、

城下周辺から上がる火災を、
会津の城が落ちたものと誤認し、


「敵兵に捕らえられ、
生き恥をさらすくらいなら…」
と、自決します。

19人の若者が命を絶ちました。


およそ140年前の
8月23日前後のことのようです。


「自ら命を絶つなんて…
武士の精神を貫くとはいえ
まだ若いのに…」


と、私、改めて心揺さぶられ、
作ってみたものです。



慰めし 白虎の魂 夏の星


ところが、

「白虎って、方角のこと?
どういう意味なのかしら?」

と、教室の俳句仲間の皆様、
一様に首をかしげます。



「いえ、方角じゃなくて、…」


カクカクシカジカ説明させて
いただくと、

「そぉ、会津藩の白虎隊なのね。
だったら、こんなふうにしたら
どうかしら」



と、先生が直してくださったのが
こちら。


夏の星 思いを馳せし 白虎隊

「白虎「隊」って、きちんと入れた
方がみんなに分かるわ」

とのこと。


なるほど、俳句に限らずですが、
自分の基準が、他の皆さんと同じ基準では
ないですよね。


誰に詠んでいただいても
分かってもらえるように、

その辺も考えつつ作る、
引き続き今後の課題です。