10年後も、キミと。

「すごいね由紀、完璧じゃん!」

と、利絵が誉めれば、

「一人で大変だったでしょ?お疲れさま」

と、私も由紀の労をねぎらう。


由紀と利絵と私は、地元のファミレスでランチしつつ、同窓会の打ち合わせをしてた。

由紀に頼まれて、利絵と私は当日の受付をすることになったんだ。