空港からどうやって家まで帰ったのか、よくわからない。
またデッキへ戻って、雅人くんが乗っているであろう飛行機を見送ったところまでは覚えてる。
その飛行機も、ほんとに雅人くんが乗ってるかと言われたら、イマイチ自信がないけど。
気づいたら家に着いていて、ボーッとしてた。
うっかり、芳樹くんに連絡するのも忘れてた。
それに気づいたのは、芳樹くんから電話がかかってきたから。
「もしもし」
「芳樹だけど。
ゆり、今どこ?」
「あっ、ごめん。
もう家に着いてる」
「良かった。
だいじょうぶか?」
「うん、ありがとう」
「雅人とは、ちゃんと・・・」
私は、芳樹くんの言葉を遮って、焦って言った。
「ちゃんと言えたよ、芳樹くんと付き合ってるって」
「そっか、がんばったな。
ありがとう」
またデッキへ戻って、雅人くんが乗っているであろう飛行機を見送ったところまでは覚えてる。
その飛行機も、ほんとに雅人くんが乗ってるかと言われたら、イマイチ自信がないけど。
気づいたら家に着いていて、ボーッとしてた。
うっかり、芳樹くんに連絡するのも忘れてた。
それに気づいたのは、芳樹くんから電話がかかってきたから。
「もしもし」
「芳樹だけど。
ゆり、今どこ?」
「あっ、ごめん。
もう家に着いてる」
「良かった。
だいじょうぶか?」
「うん、ありがとう」
「雅人とは、ちゃんと・・・」
私は、芳樹くんの言葉を遮って、焦って言った。
「ちゃんと言えたよ、芳樹くんと付き合ってるって」
「そっか、がんばったな。
ありがとう」