10年後も、キミと。

「いまもし、俺のこと好きになってくれてたとしても。

返事は、水曜に聞かせてくれる?

俺のこと、待っててくれるかどうか」


「どうして?」


「だって、まだ芳樹と会ってないだろ?

たまたま、俺が先にゆりと会ってるだけだし」


「雅人くん、わたし・・・」

「俺たち、フェアに戦ってるからさ」


雅人くんは笑って、もう一度私をぎゅっと抱きしめた。