「あ、エリ」 はい、これ。 と私が差し出したのは、借りていたマンガ。 「うん。ユーキ様格好よかったでしょ!!」 「うん、ヤバいね」 エリはバスプリのユーキ様推しで、過去にユーキ様を褒めたら、3時間以上その話をされた。 それ以来、エリの推しメンの質問をされても、適当にあしらうことにした。