会場から1㎞ほど離れた公園に聖君はいた

「聖君!!!!!」

息が上がっている、そして鼓動もおかしい。

「倉月さん…ライブよかっ「最後の歌。
聞いてくれた??」

聖君の言葉をかきけす。

「あの歌は聖君への返事。  告白の返事。」

「え?」    彼は(初めて呼んでみる)
顔面蒼白。  戸惑っている。

私は、家族や明奈にしか見せたことのない
笑顔で、彼に微笑みかけた。

すると、赤面して
「つ、つまりOKって意味?」

そういった。   私はコクンと頷いた。

          

きずくのに凄く時間がかかった。
音楽以外に夢中になれるものを見つけました。