『彩夏、とりあえず保健室に行こう』




『……うん』





行きたくないけどこのまま教室に居るわけにはいかない。




『ゲゲホッゲホッゲ』




辛いよ。
熱が高いのかフラフラして前がよく見えない。




『彩夏、大丈夫』




花菜は私の体を支えてくれた。




花菜に支えてもらいながら保健室まで行った。