『さっきはありがとうございした。』 私はその男性にお礼を言って帰ろうとすると 『ちょっと待って。 まだ辛いだろう。 今からうちの病院に行こう』 うちの病院? てっことはこの人は医者。 やばい、私の敵だ。 『大丈夫なんで帰ります』 『大丈夫じゃないだろ。 病院に行こう』 病院なんて絶対に嫌。 こうなったら逃げるが勝ち。 そう思って走って逃げた。 後ろから『待てよ』という声がしたけど止まらずに走った。