さよならだね。




「ゆら?」


「ごめんね。なんか、、頭が、こんがらがっちゃって。夢みたいで、、信じられなくて。」




涙でぼやける視界の中で、


愁くんの、優しく微笑む顔が、目の前にある。





「いますぐにじゃなくていい。ただ、約束がほしかったんだ。ゆらが、俺と結婚してくれる。俺と、ずっと一緒にいてくれるって、約束が。」


「本当に?本当に、、あたしでいいの?」


「ゆらがいい。ゆらじゃないとダメなんだ。」




愁くんが、そっと涙をふいてくれる。



やっぱり冷たいけど、でも、、温かい手で。





「ゆら。俺と、結婚してくれる?」



「はい。」




あたしはしっかりと、しっかりとうなづく。





「受け取ってくれる?」


「うん。」




愁くんから、抱えきれないほど大きな、かすみ草の花束を受け取る。




あたしと愁くんの、大切な夢の花。



あたしと愁くんが、二人の未来であってほしいと願う、あの夢に出てくる大好きな花。




そして、、