「あ!ゆら!」 ふいに呼ばれて振り返ると、優華がいた。 「まだここにいたの?立花さんも。」 「ああ、つい話し込んじゃってね。」 優華に愁さんが答える。 「もうそろそろお開きだそうです。2人がいないから探しに来ました。」 「もうそんな時間?手間かけてごめんね。じゃあ戻ろっか?」 愁さんがそう言って立ち上がり、あたしも立ち上がる。 愁さんが前を歩いて戻っている中、優華があたしの腕を掴む。