「愁くん?ごめんね、、怒ってるよね?」
あたしが話しかけても、愁くんはあたしを見ようともしない。
あたしのせいで、怒らせちゃった、、。
あたしがぼーっと歩いてて、愁くんのこと見失っちゃったから。
「愁くん?どこ行くの?」
そう聞いても、やっぱり愁くんは答えてくれなかった。
それから、愁くんに引っぱられるまま歩いていると、
なぜか愁くんは、りんご飴とわたがしを買って、それを手に愁くんの車まで戻った。
車の中に沈黙が流れる。
「ごめん。」
しばらくして、やっと愁くんが口を開いてくれた。
「ううん。あたしがぼーっとしてて愁くんとはぐれちゃったから。あたしの方こそごめんね。」
「ゆらは悪くない。浴衣で歩きづらいのに、俺がどんどん先に歩いてったから。」
そう言って、愁くんはあたしを抱きしめる。
愁くん、、。

