さよならだね。





俺たちは河原に到着し、女の子たちは材料の準備、俺ら男は火をおこすことになった。


俺は火をつけるのなんかそっちのけで、ゆらの方ばかりが気になっていた。


ゆらの方に目をやると、ゆらは楽しそうに笑いながら材料を切ってた。

意外に手際がいい。

料理とかよくやってんのか?



「おい、愁。ゆらちゃんばっか見てないで、お前もちょっとは手伝えよ〜。」


そう言ってからかう海斗を軽く睨みつけ、もう一度ゆらの方を向くと、ゆらと目が合った。

ゆらは恥ずかしそうに視線をそらし、また材料を切り始める。


そんなゆらを見て、俺はひそかに微笑んでいた。






、、おかしい。


さっきからゆらの様子がおかしい。



準備も終わり、俺たちはみんなで乾杯してバーベキューを始めた。

でもそんな中、さっきからゆらが俺のことを変に避けているように感じた。


俺の方を一度も見向きもしないし、俺が隣に行こうとするとふっとその場から離れる。



なんなんだ?

俺なんかしたか?


ゆらに避けられていると、嫌な気持ちになるっていうよりかは、すげー寂しかった。