さよならだね。





「ゆら。風呂入ったの?」


俺がそう聞くと、ゆらはハッとした顔をして、みるみるうちに顔が赤くなる。


そしてくるっと後ろを向いて、着替えてくると言う。




俺はそんなゆらを、後ろから抱きしめて止める。

そして顔を真っ赤にしたゆらを車に乗せる。


俺は顔がニヤつかないように気をつけた。

だって、すっぴんのゆらは赤ちゃんみたいな顔してて、恥ずかしいとうつむいてて、、

俺は自分を抑えるので精一杯だった。




でもどうしても我慢できなくて、ゆらをそっと抱きしめる。


ゆらは離れようとするけど、ちょっとだけと頼むと、強張った体の力を抜き、おとなしくなった。


ゆらが腕の中にいると、俺は本当に心が落ち着いた。





しばらくしてゆらを離し、バーベキューの話をする。


今日の昼に海斗から連絡がきて、ゆらを誘うよう頼んだからお前も絶対来いよ、と言われた。



それから少し話してゆらと別れた。


ゆらが降りるときに、またおでこにキスをすると、ゆらはゆでダコみたいに顔を赤くして慌てて車を降りていった。