no life no color





下の人たちしか居ない中で一人だけ動きが違う人が居た。




幹部補佐なのかもしれない。



バイクの前で私の目の前で喧嘩している。




攻撃というよりは防御しながら相手の隙をついて攻撃するような戦法。



相手が居なくなり、背後の私に気付いたのかチラリと振り返って睨んだ。



「隠れてやがる」っと…そんな目で。




スポーツやってそうな感じだ。筋肉もほどよくついている。



ほかの下の人たちとは違う。



今まで何度か合わせたはず、そう憎悪を含んだ顔で私を見てきた。



バイク練習してるのも見た。



睨んでくるのも…この優しいな人が一番睨んできた。




「下がっててください。危ないんで」



その言葉の真意は邪魔ということだ。



もっと言いたいのは女は入るなと言いたいんだろう。




「自分だけ二階に行くのは無理」

「なんでですか」

「なんでも」

「バイクの後ろに隠れてる人がですか?」