no life no color



教室に戻ると、明らかにギャルが怒っていた





「リキとどこ行ってたの?」

「購買のところ」

「なんで」

「前お金貸したから、おごってくれたの」

「ふーん、ならいいけど」




我ながらすぐに嘘をつけた。




疑いの目を向けられたがチャイムがなり席に座れとの先生の言葉で逃れられた。




机に伏せて寝てる人、鏡で自分の鏡を見てマスカラを塗り直しているギャル、真面目に板書を移す人。




みんな全然違うことをしている。



大半の人は高校に勉強しに来ているわけじゃない、世間的に高校は出た方がいいという親の助言で、通っている生徒がほとんどだ。私もその一人だ。




無意味だ。



私の意思じゃない。



ハルさん…。




頭の中がハルさんでいっぱい…。