「ハルさんが大きいだけですよ」

「そうか」

「何センチですか?」

「181だった気がする」

「私が小さいのは当たり前ですよ」



そうクスクス笑うと「そんな顔も出来るんだな」と笑ってくれた。




「繁華街、また来てれるか?」

「もちろんです」

「本当はあんな場所で会いたくないが……用事がそこが多くてな」

「気にしません」



だってハルさんが居れば安心だから怖くない。



そう思って見上げると




ハルさんが撫でてくれる手が心地良くて




うとうとしてしまった私はそのまま眠りについてしまった。




「ユノ…」




そう言って首筋にキスをされたことに気付かなかった