「大丈夫か」
私のカラダの打撲をみて心配そうに見る
「大丈夫ですもうすぐ試験ですので」
「そうかそんな時期か」
「夏休みも近いですし」
「俺も行かないとなそろそろ」
「そんなに行ってなかったんですか?」
あんまり行ってないとは聞いていたけれど、ほとんど行ってないようなニュアンス。
「試験以外行ってない」
「進級できるんですか」
「試験に合格すれば大丈夫だ」
「ならいいんですけど」
私から少し離れて小さな箱を胸ポケットから出すとタバコを吸い始めた
「嫌いか?」
私がじっと見たためそう聞かれた
「いえ。大丈夫です」