三人は自分たちで動かない。人を動かすのが好きらしい。



何もかも諦めかけていた。
自分の意思がどこにも存在しないということだった。




私は感情がなくなっていた。
自己満足するようになった




「つめっ...たい」



女の子が私を見上げて悲しく泣いている
赤い目をして感情が目から零れ落ちてる。




もう人を傷つけることも何の躊躇もなくやっていた。




辞めようと辞めようと途中で思う。
けれどこれを実行しなかったら
私が...




そう思えば思うほど良心なんか簡単に捨てれた。




「木原さんって...ひどいよ」