二階にあがるとソファーに座らせてくれて救急箱を持ってきてくれた。




「深いね…病院つれてくよ」




思ったより傷が深い。




「ユノちゃんブラウスのボタンあけられても抵抗しないんだね?以外とビッチとか?」




またあざ笑う…その顔。




女を汚いと言ったような顔。




「別にふつうですけど」

「そう。何があったか知らないけど、どうせ君のことは見てないから何をしても意味ないね」



それは庇ったことを言ってるのかわからない。





「期待しないでね」



だからもう期待…学校で期待して落胆したし。





「病院行こうか、すぐ近くのT病院つれてくよ」