私が外に出てから、やけに視線を浴びせられる。
やけに見られる。

嫌な視線ではない「まぁ…。」という女性の黄色い声だ。
男の私は女の時より少しモテるらしい。
私は彼氏など出来た事はない。
それに、男性は苦手だったほうだ
男性に話しかけられると体が硬直してしまいうまく話せない。

だから、モテるという事も無かったし滅多に男性に話しかけられることもなかった。
だから、ほぼお父さん以外の異性と話すことはなかった。

女性からの目線を浴びるのは不快では無かったし初めてのことに少しウキウキしている自分がいた。