残されたのは私と私を抱いたままの佐藤くん。
「あのー、佐藤くん。私はもう大丈夫。」
恥ずかしくて後ろを振り向けないわたし。
ぱっ!
「ごめん、ごめん。
余計な事したかな?」
さっきまでの事を思い出して顔から火が出そうになる。
「ううん、佐藤くんが来てくれてほんと良かった。」
「もしかしてさっき先輩に……、
いやごめん何でもない。
それより、さっきの誤解させちゃったよね。」
「誤解?」
「うん、さっきのプリクラ持ってる?」
「うん。これ?」
手の中で握られていたせいでグチャグチャになってしまっていた。
あーぁ記念のプリクラが。
私はグチャグチャになったプリクラを伸ばしてから佐藤くんに渡した。
佐藤くんは、それをじっと見てから言いにくそうに
「あのー、佐藤くん。私はもう大丈夫。」
恥ずかしくて後ろを振り向けないわたし。
ぱっ!
「ごめん、ごめん。
余計な事したかな?」
さっきまでの事を思い出して顔から火が出そうになる。
「ううん、佐藤くんが来てくれてほんと良かった。」
「もしかしてさっき先輩に……、
いやごめん何でもない。
それより、さっきの誤解させちゃったよね。」
「誤解?」
「うん、さっきのプリクラ持ってる?」
「うん。これ?」
手の中で握られていたせいでグチャグチャになってしまっていた。
あーぁ記念のプリクラが。
私はグチャグチャになったプリクラを伸ばしてから佐藤くんに渡した。
佐藤くんは、それをじっと見てから言いにくそうに