君=花=俺∗﹡

「だから、迎えに来た。」

「…別にいいのに。」

「いーから。乗れって。」


車のドアを開けられてしまえば

中に入るしかなく

僕は大人しく助手席に座った。


「けっこー素直じゃん。」

「…あんたがうっさいから。」