君=花=俺∗﹡

左手の薬指につけられたものが気になって

僕は、車のドアを開いた。


ミラーの近くにある小さな電気が

ぴか、とオレンジに光るのと同時に

僕の指についたそれも、光った。


「…指輪…?」

「………そ。」


なんで指輪、と言おうとして振り返ると

そのまま竜夜に抱きしめられた。