君=花=俺∗﹡

「……そんなに、気、遣わなくていいから。」

「そっか。…悪い。」

「……なんで謝るの。…竜夜が謝ることないから。」


美味しかった、と呟いて

美稀はスプーンを置いた。


こんな時俺は

美稀になんて声をかけてやればよかったんだろう。


[竜夜side.end]