君=花=俺∗﹡

「……多分、ちゃんと寝れてるから、だと思う。」

「そっか。よかった。」


日中に眠くならなかったのなんか

何年ぶりだろう。

基本、眠りが浅いタイプだから

寝てもいい、と言われたら昼だろうといつだろうと眠ってしまうのが

いつものことになっていた。


「……ここ。」


車をおりると、そこは小さいカフェの前だった。