「美稀、なんかしたいことある?」
「………別に。」
「じゃあ、オムライス食いに行こ。そっから、ちょっとだけ街歩いて、イルミネーション見に行こ。」
「……うん。」
僕が素直に頷くと
驚いたような顔をして、竜夜は僕を見た。
「人ごみ嫌いだから嫌、とか言われるかと思った。」
「………今日はいい。…クリスマス、なんでしょ。」
「………別に。」
「じゃあ、オムライス食いに行こ。そっから、ちょっとだけ街歩いて、イルミネーション見に行こ。」
「……うん。」
僕が素直に頷くと
驚いたような顔をして、竜夜は僕を見た。
「人ごみ嫌いだから嫌、とか言われるかと思った。」
「………今日はいい。…クリスマス、なんでしょ。」



