「………寝てていいから。…俺隣にいるし。」

「………うん。」


竜夜が隣にいれば、僕は悪夢を見ることなく眠れるらしい。

少し、夜中起きてしまうことはあっても

毎晩毎晩、寝て起きてを一晩中繰り返すことはなくなっていた。


「……ついたらちゃんと、起こすから。」