君=花=俺∗﹡

「……お前はもう、独りじゃないから。」


どんなに強がり言われても

離れてって言われても


俺はずっと、こいつのそばにいたいと思った。


それは、同情とかそんなんじゃなくて

この、小さいのに凛と咲く

強くて、でも弱い花に


恋をしてしまったから。


[竜夜side.end]