君=花=俺∗﹡

「……竜夜さんは、知ってるの?」

「……わかんない。お婆ちゃんがどこまで話してるのかも知らないし。」

「そっか。」


それに、こんな話されたって

気を遣わせるか、嫌な気分にさせるだけだ。


「お墓まいり、行くんでしょ?あそこ不便だから、竜夜さんに連れてってもらえば?」


さすがに私はついていけないから、と

美沙は笑った。