「…僕、知ってるから。連れてくよ。」 「美稀知ってるのっ!?」 「…うん。僕の家の近く。」 そういった瞬間 美沙がきらきら目を輝かせたのがわかった。 ほんとになんでも素直に顔に出る子だ。 そこがいいところでもあるけれど。