君=花=俺∗﹡

「…僕、知ってるから。連れてくよ。」

「美稀知ってるのっ!?」

「…うん。僕の家の近く。」


そういった瞬間

美沙がきらきら目を輝かせたのがわかった。


ほんとになんでも素直に顔に出る子だ。

そこがいいところでもあるけれど。