「……美味しい。」

「だろ?」


僕がそう言うと、なぜか竜夜が嬉しそうにそういった。


「んじゃおっちゃん、ごちそーさま。」

「はいよー、またきてな。」


僕にまで手を振ってくれるから

どうしていいかわからず、小さく会釈した。