君=花=俺∗﹡

「…ずっと、隣にいたの…?」

「なんで?」

「…別に、なんでもない。」


"竜夜が隣にいてくれたおかげで"

なんて

認めたくなかった。


「…外、でれる?」

「…うん。」

「んじゃ、行こ。」


竜夜は僕の手を引いた。