君=花=俺∗﹡

「…美沙は、いっつも僕の隣にいてくれるよね。」

「だって、美稀のこと好きなんだもん。」

「…別に、それならいいけど。」


"別に"という言葉は

今では僕の口癖になっていた。


否定も肯定もしない

僕には1番使いやすい言葉だったからだ。