ワンコ系男子になつかれた!?

「お腹すいた。早くしないと昼休み終わりますね」

そう言うと神楽君は、焼きそばパンを頬張った。

私もお弁当のフタを開けた。

「うわー先輩のお弁当美味しそう」

神楽君は、目を輝かせながら言った。

そんなに見られると食べづらいんだけど

「私が作ってるんだけど」

「え、これ先輩が作ってるんですか?」

何でそんなに驚くんだ?

「凄いです」

私の母は、仕事が忙しいから家事は、私がしてる。

「食べる?」

私は、神楽君の口元に卵焼きをもっていった。

「え」

神楽君の顔真っ赤だ。

私は、首を傾げた。どうしたんだろう?