私と陽翔は、ポップコーンとジュースを買って席に座った。

凄い楽しみだ。

映画を観終わって私は、まだ座っていた。

主人公が病気になってそれを支える彼氏

本当に切なくて悲しい。

「大丈夫か?梨央…本当見かけによらず泣き虫だな」

「うるさい」

私が泣き虫なのは、陽翔しか知らない。

陽翔の前で泣けるってことは、陽翔のこと信用してるんだと思うけどこれが恋愛感情か聞かれると疑問だ。

「ほら、次のお客さんに迷惑だから外に出よ」

陽翔は、私の手を繋いで歩き出した。

「陽翔私顔洗ってくる」

私は、陽翔にそう告げるとお手洗いに行った。

私は、自分の顔を鏡で見てびっくりした。

うわ泣きすぎて目赤い

酷い顔…私は、顔を洗って陽翔の所に戻った。