朝起きると珍しく早く起きたお兄ちゃんがコーヒーを飲んでいた。

「お兄ちゃん…紹介するから」

「え」

「ちゃんと紹介する。お兄ちゃんに認めてもらいたいから」

「梨央」

大丈夫。蒼ならお兄ちゃんも認めてくれる。

私が好きになった人だもん。

「今度の日曜日空けといて」

そう言って私は、家を出た。

私は、お昼になり蒼に話した。