妖怪 ~覚醒&狙われた桜姫~

「あ、凪様!ここにいらしたのですね!よかった…ささっ、行きましょう!」

え、なにこれ。猫が、喋ってる…?
そのほかにも鳥やらなんやらが人間の言葉を喋っている…。

「えっ!ちょ、ちょっと!…きゃぁっ!」

いきなり手を引かれて派手に転んだ…
恥ずかしい…うぅっ…泣きたい。

「凪様!すみません!わたくし共の不注意でっ!本当、申し訳ありませんっ!!!」

めっちゃかわいい…なにこの動物…
萌える…。

「あ、大丈夫ですよっ!案内してくださいっ」

満面の笑顔でそう言うとその猫も(猫らしい顔で)笑顔を見せてくれた。

数分歩いた所に超立派な建物があった。

「わぁ…すごい…」

「えっ?凪様?どうしたんですか?」

あ、忘れてた…私はもともとここにいた人なんだった…しっかりしなきゃな。